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2008年10月 アーカイブ

2008年10月28日

10月訪中レポート(貴州-上海編)

2008年10月18日関空から北京経由で貴州入りしました

今回の貴州訪問は、冠動脈形成術(PCI)の技術指導に加えて、3年前から始まった「貴州省中日医療疾病診療センター」の契約更改の調印式に出席することが目的でした


10月20日午前9時から午後4時まで慢性完全閉塞病変(CTO)を含む3症例のPCIをこなし、午後4時から昨年末新しく完成した外科病棟を見学に行きました

昨年12月の貴州省人民医院開院60周年記念式典の時にはまだ外壁と1階のロビーしかできていませんでしたが、今回は全病棟がフル稼働しており、患者とその家族で溢れ返っていました

エレベーターの混雑も激しく、ただエレベーターには乗らずに何度も出入りだけしている人がいて、それはスリの可能性があるので注意した方がよいとのことでした


午後5時から行政棟の会議室で病院の幹部全員が集まり、厳粛かつ和やかな雰囲気の中で調印式が執り行われました

最初に孫院長が挨拶されたあと、王副院長がこの3年間で63症例のPCI指導を行い、急性心筋梗塞(AMI)が来た時に血栓吸引カテーテルを使った話など、交流活動の内容をひとつひとつ丁寧に報告され、改めて積み重ねてきた実績の重みを実感しました

私たちもこの3年間の熱烈歓迎に感謝の意を表し、今後循環器以外の領域にも交流の場を拡げていくことを約束し、最後に調印証書と握手を交わし、大きな記念のプレートをいただきました


翌21日は1症例目をPCIしている間に若い男性のAMI患者が入院され、合わせて4症例のPCIを施行しました

通算70症例目となる最後の症例は右冠動脈(RCA)の難しいCTOでしたが、石川先生がゼロシステムを使って見事に成功されました

翌22日朝の貴陽新聞には、石川先生がPCIをされているところの写真が大きく入った記事が掲載されていました


2002年に私が初めて貴州を訪れた時は、北京や上海と比べて貧しい地方都市のイメージがありましたが、この6年間で街には高層ビルや自動車が急激に増え、病院も新しい病棟や下に豪華なレストランが入った宿舎ができるなど、その発展の速さには目を見張るものがありました

とくに孫院長が病院長に就任されてからは、病院の幹部が団結して病院を盛り上げていこうという意識が私たちにもすごく伝わり、改めて孫院長のリーダーシップの凄さが実感されました

(画像向かって左が孫院長、中央が鄭先生、右は師長さんです)


22日は貴州から上海に飛び、夜に上海中医薬大学の留学生のみなさんと懇親会を開きました

留学生クラスの大半が韓国人で、それにまつわる苦労話など貴重なお話をたくさん聞かせていただきました


今回の訪中も無事成功に終わり、安心するとともに、来年度以降の新しい展開を夢見て、23日帰路に就きました

(文責:理事長 陳 若富)

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