初めての貴州省訪問記
3月16日(日)に北京空港経由で貴州省の貴陽に入りました
貴陽空港到着が午後8時を過ぎていましたが、貴州省人民医院の鄭亜西先生に迎えていただきました
早速、翌日からオープンするという新築されたばかりの病院のレストランで遅い夕食をご馳走になり、かねてから噂に聞いていた貴州省茅台(マオタイ)酒をいただきました
茅台酒はアルコール度数53度で、とても香りがよく、焼けるような刺激的な喉越しがたまらず、乾杯をして2~3杯一気飲みをしてからは、喉元から胸骨の裏側が段々と麻痺していくようでした
過去に貴州省入りした当会員の皆さんは、すべてこの茅台酒で最初に撃沈されているということでしたが、これはなるほどと思いました
幸い初日は貴陽入りが遅い時間になったことと、鄭先生お一人がお相手であったため、初貴州の私も本江先生も撃沈の痛手を受けることなく、ホテルに戻ることができました
3月17日(月)は、朝から貴州省人民医院で経皮的冠動脈形成術(PCI)がありました
我々が関わったのは結局慢性完全閉塞病変(CTO)などを含めて5症例のみでしたが、全例成功裏に治療を終えることができました
私は右冠動脈(RCA)#2のCTO症例のPCIを担当しましたが、一本目のガイドワイヤーがCTO内のsubintimal spaceに入って真腔を捕らえるのが難しかったのですが、もう一本のガイドワイヤーを用いてパラレルワイヤーとして、結局CTOの真腔を捕らえることができ、PCIに成功することができました
夜は、貴州省人民医院の孫院長をはじめ、多くのスタッフが私たちを歓迎して夕食会を開いてくれました
茅台酒による集中攻撃が繰り返されましたが、石川先生が事前に配給してくれた『ウコンのちから』が絶大なる威力を発揮してくれたおかげで、何と私も本江先生も撃沈されることなく最後は打ち勝つことができたのでした
ただ本江先生にとっては、茅台酒の威力が弱められたことが、返って物足りなくなっていたようでもありましたが
3月18日(火)は、朝8時30分から病院の数人のスタッフとともに、マイクロバスに片道4時間揺られて、中国最大規模の鍾乳洞『織金洞』へ行きました
この鍾乳洞はとてもスケールが大きく、本当に野球場ほどの広さがあり、その美しさに圧倒されました
しかし、鍾乳洞の探索には2時間も階段の上り下りを繰り返すという結構キツイもので、普段運動不足の私にとっても大変良い運動でした
最後の方になるとふくらはぎに張りが出るようになり、前日買い求めた運動靴が本当に役に立ってくれました
帰りにお祭りで賑わうミャオ族の村でひどい渋滞に巻きこまれましたが、その村を通り抜け、曲がりくねった狭い山道を猛スピードで駆け抜けて、やっと貴陽市内に戻った時は夜8時半を過ぎていました
3月19日(水)は、北京経由の国内線で天津の泰達国際心血管病医院へ向かいました
最後に、私にとって初めての貴州省訪問でしたが、茅台酒の集中砲火に曝されながらも『ウコンのちから』で撃沈されることなく生還できたことが何よりと思っています
(文責:理事 廣上 貢、編集:理事長 陳 若富)